奥手女子・奥手男子と一緒に考えたい！朝ドラにみる結婚

皆さん　こんにちは。婚活カウンセラーの三浦です。
久しぶりの投稿です。皆さん、お元気でお過ごしですか？

2月、３月と暖かい日が多く、春が早足で訪れてきてくれていることを感じますね。
その分、花粉症で辛い時期ではありますが、春の訪れを楽しみたいです。

さて、今回は、
NHKにて月～金　8：00から15分間で放送されている
連続テレビ小説、通称『朝ドラ』の中の結婚について
婚活カウンセラーの私が気になったことを
お話してみたいと思います。

皆さんは朝ドラをご覧になっていますか？

1961年から続く朝ドラ。

その昔は、専業主婦が家族を送り出した後、

家事労働の前の15分、つかの間の憩いだったことでしょう。

現在は、再放送も細かく分散して放送してますし、

週末にまとめて放送もしてますので、出勤が朝早くて

リアルタイムで観られない方も観られるようになりました。

私は、リアルタイムで観ています。

いつから観るようになったか・・・

『あまちゃん』あたりからでしょうか。

その後、全て楽しく観てる訳ではなく、

脱落してしまう作品もあったりもするのですが、

結構観るのが習慣になっています。

そして、長く観ていて気が付いたことがありました。

ここ最近のヒロインは、幼なじみと恋愛そして結婚しがち

ということです。

 

現在放送中の『舞いあがれ！』

ヒロイン岩倉舞ちゃん（福原遥）もお隣に住む幼なじみ、

梅津貴司くん（赤楚衛二）と結婚しました。

前クール『ちむどんどん』もヒロインの小学生時代に

ご近所に引っ越してきてしばらく兄弟のように過ごした

幼なじみと結婚しました。

 

どのヒロインも、恋愛に関しては奥手女子。

夢には積極的に挑戦し努力するヒロインですが、

こと恋愛に関しては初心なタイプ子が多いです。

「この気持ちはなに？」と

幼なじみに対する自分の気持ちが恋だと気がつかず、

視聴者はヤキモキするのです。

 

結局、彼に対する自分の気持ちに気づき、

お相手の彼も、もちろんヒロインに特別な感情を

持っていますから、勇気を出してお互いの気持ちを伝えあい、

恋人同士になり、結婚へと進みます。

 

さて、それでは現実世界ではどうでしょうか。

実際に幼なじみと恋愛に発展するのかが、私としては疑問です。

朝ドラに倣って、２０代のお年頃男女で考えてみるとします。

 

小さいころから知っている、気を使わなくても良い相手。

歴代の恋人の存在もお互いに知っていて、

何でも話せる気の置けない異性の友達といったところでしょうか。

 

そんな異性の幼なじみを急に恋のお相手として意識するのは

いったいいつなの？と、私は思ってしまうのです。

ごめんなさい。あくまでも私だったらの意見です。

 

幼なじみとしばらく振りに会ってみたら

なんと自分の好みのタイプに成長していた！なんて場合だったら

あるかもしれません。

しかし、昔から兄弟のように近くで育った異性をドキドキ・

ソワソワしたり、ときめいたりするのでしょうか。

よほどのドラマティックな出来事が起こらない限り、

恋愛対象として意識すると私は想像できません。

もしくは、どちらかが（または両方が）昔から恋心を持っているかです。

 

 

 

 

 

両方ともとは言わずとも、どちらか一方が昔から異性として意識していれば

二人の間に適度な距離があり、何でもあけっぴろげにぶっちゃけることもなく

恋が生まれるかもしれません。

 

現在放送中『舞い上がれ！』の主人公舞ちゃんの隣に住む貴司くんも

幼い時から舞ちゃんを一途に思っていたようです。

舞ちゃんを大切な存在として見守り続けます。

優しい貴司くんの存在は、舞ちゃんにとって居心地がよく

何の不満もありません。

 

舞ちゃんが初めて貴司くんに対する自分の気持ちに気づいたのは、

貴司くんの近くに自分以外の女性が現れたからでした。

 

誰に遠慮することもなく、貴司くんの隣のポジションにいたはずなのに

ある時突然、見知らぬ女性に隣のポジションを奪われてしまいました。

 

親友の久留美ちゃん（山下美月）は舞ちゃんと貴司くんの関係に

進展を望んでいました。そんな久留美ちゃんに舞ちゃんは、

貴司くんは大事な存在だから、この関係を崩したくない。恋愛関係にして

しまうと、いつか別れることになった時、元の関係には戻れないから…

と話していました。

貴司くんに自分以外の恋人ができるなんて思いもよらない舞ちゃんです。

貴司くんに恋人ないし妻が出来てしまっては、元の関係も何もなく

関係性はガラッと変わってしまうでしょうに。

 

二人の関係を変化させずに、子どもの頃と同じような付き合いをしていれば

居心地のよい空間は確保されると思っている舞ちゃん。

しかし、そこに貴司くんを短歌の先生と崇める積極的な女性、秋月さん（八木莉可子）

が現れてしまいました。

舞ちゃんを貴司くんの横のポジションから外し、

自分がしっかり貴司くんの横のポジションに収まろうとする秋月さん。

 

舞ちゃんはそこでやっと気がつくのです。

今までは誰の断りもなく貴司くんの横に行けたのに

秋月さんに阻まれて近づけなくなってしまった。

貴司くんが自分の中でこんなにも大きな存在だったなんて！

誰かのものになってしまうなんて耐えられない！

 

誰に遠慮することもなく、貴司くんの隣のポジションを

確保するには『恋人』という烙印が必要だと気づく舞ちゃん。

 

秋月さんが現れようが、舞ちゃんに対する思いは変わらない貴司くん。

秋月さんの出現で、少し距離が出来てしまった舞ちゃんへ思いを伝えようとします。

そこに舞ちゃんも、貴司くんからもらった短歌の本当の意味を

秋月さんから聞き、貴司くんに思いを伝えに向かいます。

お互いに思いを伝えあい、晴れて恋人同士となりました。

 

貴司くんは、今まで一途に舞ちゃんを思い続けていました。

そうなると、幼なじみといえど、大好きな女の子を雑に扱いません。

（※そもそも貴司くんは優しい癒し系男子なので誰のことも雑には扱いませんね）

辛いことがあったら話を聞いて優しく労わってくれる。

行きたいところがあれば文句も言わず付き合ってくれるから

デート感も満たされる。

そして、何と言っても、自分の好みの範囲である容姿。

そんな幼なじみなら、むしろ恋人関係に進んでなりたいところです。

 

 

 

 

 

 

さて、問題は兄弟のような間柄の幼なじみです。

朝ドラに出てくるこのタイプの幼なじみの幼少期は

・活発ないし少し乱暴

・ヒロインをからかう（好きだから？）

・悪い子ではない、憎めない子

です。

そして、やっぱり

ヒロインに対して恋心を持っていたりします。

好意を持ってるなら、その女性を雑に扱わなければ良いのに

兄が妹にするような感じの接し方です。

これはやっぱり、ヒロイン側が彼らを異性として見ることが

出来ず恋は成就できません。

強引なアプローチをしてきたりするのですが

強引さが余計仇となり思いを受け取ってもらえません。

 

 

悪い子ではないことはヒロインにも分かっていますし、

私にもわかるのですが、

もう少し丁寧に扱ってほしいのですよ。

 

しかし、相手は決して悪い子ではありません。

一緒にいるとすごい楽だったりします。

お兄ちゃんのような親しみと頼もしさも感じるかもしれません。

もし、朝ドラのように一方が思いを寄せているならば、

そして、乱暴な伝え方でであったとしても

正式なお付き合いの申し出があったなら

お付き合いしても良いかもしれませんね。

だって、一緒にいると楽なんだし。

そのまま結婚もありではないでしょうか。

一緒にいて楽なのがいちばんですからね。

 

兄弟のようにしか感じない、異性として意識できない。

 

ということは

好みの範囲の容姿では無かったということでしょう。

いや、

そこは目をつむって、お付き合いしてみても、もちろんありでしょう。

だって、一緒にいて楽。

これが優先順位一位ですから。